6月です。みどりがこくなってきましたね。みなさま、おげんきでしょうか。
今回のコラムでは私のライフスタイルの一つ「畑」についてお話させていただきます。
去年の夏、たまたまめぐりあった友だちに、畑チームにさそってもらって、みんなで野菜をつくっています。「しぜんのう」というやりかたでつくっています。
「しぜんのう」とはなんでしょうか。まず、農薬をつかいません。畑にはむしやかえるがわんさかいます。肥料はつくります。畑のくさを刈り、野菜のねもとにおいて、その上に米ぬかをまいて、それを微生物がたべて肥料にしてくれます。野菜くずを畑のすみにおいて、堆肥になったものを野菜のそばにおいたりもします。
うねは一度つくったら、もうたがやしません。くさの根っこが土の中にのびて、たがやしてくれます。なので、雑草もぬきません、かりとって野菜のそばにおきます。それが土にかえってフカフカな土になります。(というのをめざしています。)
ふつう畑には目的の作物以外の植物は生えていませんが、「しぜんのう」では他の植物といっしょにそだっていきます。いろんなむしがいて、微生物や菌もいます。多くの生き物たちと競争したり、たすけあったりしながらそだっていくということになります。もちろん、むしやとりに野菜をたべられることもあります。
そうしていろんな生き物と切磋琢磨してそだった私たちの野菜はおいしいです。気のせいかもしれませんが。笑。
よく行われている方法(作物のために土をたがやして、他の生き物をとりのぞいて、収穫まで大事におせわする)に対して、「しぜんのう」は多様な生き物のいる場所にたねをまいて、いったん自然にあずけて、自然の力でそだったものを人間がわけてもらうという方法です。なので、手間が少ない。その代わり、たくさんはとれない。むしもつく。でも、自立した根性のある野菜がそだちます。「しぜんのう」をやればやるほど、菌や微生物が増えて土の力がついていくっていうところも、魅力的です。すべてを人間がおもいどおりにするのではなく、それぞれの生き物たちとしぜんにまかせておけば、なるようになる。というか、それを受け入れる。全部自分のものにしない。エネルギーを循環させる。
さいご雑になってしまいましたが、「しぜんのう」はそんなかんじです。
この精神を仕事や生き方にもとり入れていきたいとおもっています。それがどういうことなのかは、、これからかんがえます。お庭とほとんど関係のない話でしたが、さいごまで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は、あえてグーグルに頼らず、自分の頭の中のことを書きましたので、間違えていることもあるかも知れませんが、ご了承ねがいます。
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