嘘八千

八千は言い過ぎですけど、
今配っているチラシに「業務日誌毎日更新中」って書いてあるんです。
その業務日誌ってこのブログのことで、
少し前まで、業務日誌ってタイトルで書いていたのですが、
タイトル業務日誌でなくなってるし、
毎日更新も出来てないしで、なんかすみません。

インスタを更新しているので、それも業務日誌ということにして、
それでなんとか勘弁して下さい。

インスタとブログの使い分けどうしよう?
と一瞬悩みかけましたが、、写真があるものはインスタ。
大した写真がない時はこのブログに書こうかなと思います。
いつまで続くか分かりません。


というわけで、今日の業務日誌的なものはインスタで書きました。

でも、もう一つ書きたいかことがありました。
息子にとてもありがたい話をしてあげました。
自分でいうのもなんですが、自分が喋っているのを自分で聞いて、
これはありがたい話だなと思いました。

で、ありがたい話なので、どうしても説教くさいというか、
なんというか、くさい話になってしまうので、

奥さんに聞かれるのが恥ずかしいっていうのがあって、
別室で話ていました。

息子ちゃんが暗い部屋におもちゃが飛んで行って、
それを取ってきてくれというので、暗いの怖いんやなって分かって、
「怖いってなんで怖いか知ってる?」と
ヒミツをしゃべるようなコソコソ声で聞いてみました。
「怖い」についてどうしても話したいと思ったので、
内緒話andクイズみたいにして、興味持ってくれるように工夫してみました。
それがうまくいったのか、単に怖いって何かしりたかったのか、
すごく熱心に聞いてくれました。

そのせいで、余計調子にのり、よりくさい話になってしまいました。
ごめんなさい。

「怖いっていうのは、知らないってことやねん。
真っ暗だったら、何がおるか分からなくて、知らんから、怖いねん、明るかったら怖くないやろ」

「まんちゃん(私のこと)な。お化けにあったことあるからな、知ってるからな、
お化けも怖くないねん」

「神様とお化けにあってな、ずっとそこに座ってたけど、何もしてこないって分かったから、
それから怖くなくなってん」

「何もしてこないし、電気つけたらいないし、だからお化けは本当はいないねん
自分の中におるねん」


子ども相手に、説教ぶちかまして、気持ちよかったです。

去年ですね、沖縄行った時、お寺に洞窟があって、
昔は入場料払って入るような洞窟やったみたいなんですけど、
今は無料開放されてて、ていうか放置されてんのかな?
だから、電灯とかなくて、マジ真っ暗なんですよ。

これはやばいなと思った瞬間に、悪いくせが出てきて、
「こんなの一人で入る人おらんぞ→やるしかねえ」
という思考になってしまい。

突入しました。(もちろんケータイのライトはつけて)

鍾乳洞でした。
一番奥は鉄格子があって、それ以上奥には進めない、
ここはお寺、沖縄、時折どこからか風が吹いてくる、水がポタンと落ちてくる
霊感0の私は、とても怯えていました。

「ここで電気を消す人なんて、、、→やるしかねえ」

地面に座り込んで、ケータイのライトを消しました。
目を開けてもつむっても何も変わらない、真の闇。

お化けなのか、神様なのか、その両方なのか、
怖いような気がしていたけど、
だんだん気持ちが落ち着いてきました

何もすることがない、見えない、
時々、風が吹いて、水が落ちてくる。
私は、ゆっくり呼吸をする。
1分なのか5分なのか時間が過ぎて行きます。

ほとんど身動きもせず、じっと呼吸だけしていると
だんだん自分のその洞窟の一部になったような気がしてきます。

気付いたら、私は岩になっていました。完
(やかましいわ)

いや、そんで、なんか、怖さもあって神経はとぎすまされて、
何もないので、頭の中もすごいシンプルな状態で、考えごとが出来てたんですね。

得体の知れないものって怖くて、
それを妖怪としたり、神様としてたてまつったり、
そういう対象になるんだな。

この洞窟も私がそうだったように、
昔の人もおそれうやまったんだろうな。

この洞窟自体が神様だったんだな
今私は、その洞窟の一部になっている
暗闇のおかげで自分の掌さえ見えない
自分というものがなくなって、洞窟の一部、神様と同化したような感覚になりました

そしたら、スーッと恐怖が消えて、すごいリラックス出来ました。

さっきまで怖かった風も私の肌をなでるだけですり抜けていく、
お化けだってそう、向こうから何かをすることはない、
それが分かったので、お化けが怖くなくなりました。
うやまってはいます。

それ以来、どこかへいく時は、その土地の神様に挨拶するようにしてたりします。


そのあと別の日にも、その洞窟をたずねましたが、
神様と一体化したような気持ちなれたのは最初の一回だけでした。

また、気持ちよく、長々と綴ってしまいました。
失礼しました。